2017年6月28日(水)10:00~12:00
講師:鎌田雪野(アロマサロン ラナクラクラ代表)
参加者:6名
「香りを楽しむ」アロマ基礎講座では、アロマセラピーとはどんなことか、というところから、学んでいきました。アロマを健康に役立てるとき、香りは私たちの心と体にどのような影響を及ぼすのか、今回は「脳」に焦点を当ててお話ししました。
香りは脳でどのように処理され、どういう働きをするのか、活動分野に分けて解説しました。次から次へと香りを嗅ぎながら、これはリラックスするのか、とか、免疫を高めるのか、とか、香りとその働きの関係を感じていただけたのではないでしょうか。
また、アロマセラピーを活用するとしたらどんな方法があるのか、日常とからめながら、こんな時はこんな方法がいい、また、こんな時にはどういう方法で取り入れたらよいのか、などとみんなで意見を出し合いました。生活のスタイルや習慣によって、取り入れやすい方法が違い、自分に合った方法を見つけることが長く続けていくための秘訣です。
様々な方法で香りを取り入れることが可能ですが、今回の講座では、芳香という、一番基本的な楽しみ方を体験してもらうべく、粘土でディフューザーを作成しました。石粉粘土を丸めたり四角くしたり好きな形にまとめてもらい、水彩絵の具で着色してみました。
はじめは「どうへばいべが(どうしたらよいかな?)」と悩んでいたようですが、作り始めると、イメージがどんどん膨らみ、サクランボやトマトなどの身近なモチーフから、抽象的な形まで、各自様々に形作っていきました。色をつけなくてもかわいい形が並びました!
そして色付けでは、筆を使う人もいれば、手のひらに色を溶かして転がしたり、爪楊枝の先端に色を含ませて水玉模様にしたりと、こちらも個性が光ります。粘土をこねたり絵具で手を汚したり、小学生の気分に戻ったようなひと時を楽しんでもらえたのではないかと思います。
完成作品とともに記念撮影をしましたが、みんなとっても良い表情でした!子供パワーがよみがえったのかもしれません。完全に乾くまで少々時間がかかりますが、とても簡単!飾って精油をたらすだけで良いので、ぜひご自宅のいろんな場所に飾って香りを楽しんでもらえたらうれしいです。