鰺ヶ沢白神の田舎暮らし体験モニターツアー開催報告

  鯵ケ沢町一ツ森地区集落の魅力を体験してもらい、地区住民との交流や、周辺地域の散策・農業体験を行う、モニターツアーを9月17日(土)~19日(月)までの2泊3日で、実施した。関東・首都圏在住者にチラシ・インターネットで呼びかけた結果、定員の11名が参加してくれた。参加者にお願いしたアンケートでも、とても充実した3日間だったという意見が多かった。

〇9月17日(土) 東京駅8:20発(はやぶさ5号)→新青森駅着11:19分→(マイクロバス移動)
新青森駅発11:50分→(20分)浪岡(峠のそば屋昼食)→13:00発→白神自然学校着15:00着→オリエンテーション→各民宿移動泊→(夜)受入交流会を行った。

★参加者は、一ツ森地区のビデオを鑑賞し、マタギの里の一ツ森・鬼袋の由来を学んだ。また、白神山地の麓に建つ、白神自然学校一ツ森校や鰺ヶ沢白神グリーンツーリズム推進協議会がどうしてできたのか等を会長の永井雄人さんから聞いた。この日は、お風呂に入った後、農家レストラン しらかみで夕食を取りました。この日のメニューは、白神御膳という地元の伝統料理と、鮎の釜めしを食べました。皆さん大喜びでした。その後に各農家民宿からの出迎えがあり、宿泊した。

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夕食の白神御前の料理の中身を説明する、地元の農家レストランの責任者。その後は乾杯です。

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夜は、簡易宿泊所、くまけらの家、近くの農家民宿に宿泊しました。そこの家でも、交流がおそくまで続いたみたいです。

2日目

〇9月18日(日) 朝 8時30分発→白神山地の歴史を学ぶ(ハロー白神)→光信公の館見学→白神山地の散策→農家民宿 泊 (お昼はおにぎり弁当持参)

     この日は、朝早く、集落を散歩し、白神山地にでかけた、ブナの森の散策を楽しんだ。案内は、またぎの大谷石捷さんやサポーターの赤松真樹さん、会長の永井雄人さんらと一緒にブナ林での森林浴と、トレッキングを楽しみました。参加者は、白神山地の麓での、人間と自然の共生として暮らしてきた、マタギの狩猟と暮らしを直接、マタギがら聞けてとても感動していました。また、途中、のブナ林で、天然マイタケを発見し、その日の夕食にバター焼きや、マイタケの味噌汁など舌鼓をうっていました。
 また、津軽藩の発祥の開祖、大浦光信公の館がこの地区にあり、国史跡の種里城となっています。参加者は、マタギの展示館、ハロー白神と光信公の館を見学し、津軽の歴史と、マタギの暮らしと狩猟、そして白神山地の動植物などの展示を見学しました。
 夕食は、集落人達と交流会をしながらのバーベキューを楽しみました。地元で採れた野菜や、肉を使った料理、嶽きみというトウモロコシや、会長自らが、焼き鳥を焼き、振る舞うということで、夜遅くまで交流会を開催しました。

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この後、嶽温泉に入浴し、夜のBBQ(バーベキュー交流会に臨みました。

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3日目

〇9月19日(月祝日)朝 農業体験プログラム(各農家毎)午前中→(昼食)農家レストラン しらかみ(12:00~13:00)移動産直施設「あじ・彩・感」で産直施設見学→鶴田町あるじゃ(産直施設視察)→新青森駅発16:38分(はやぶさ28号)→東京駅着20:04分

 この日は、白神自然学校の農場で、大根の葉積み体験を実施しました。夏植えした、秋ダイコンを間引きする作業です。地元の農家大谷圭子さんの指導の元、モニターツアー参加者は、畑に入り、葉っぱの間引きの仕方の指導を聴きながら、実践しました。「大きい真っ直ぐなものは残し、取ってください」と言われた参加者は、真剣に間引きしていました。その後、間引きした葉っぱは、畑の脇にすててくださいと言われましたが、「食べられないんですか」と聞かれ、「味噌汁に、刻んで入れると美味しいよ」と言われ、持ち帰りたいということになり、女子はほとんど持ち帰りました。

 その後、スイカとメロン農家の工藤農園に出かけ、メロンの収穫体験を実施しました。
参加者は、1人2個ずつ収穫したメロンをもらい、鯵ケ沢町の海の駅の中にある、味・彩・感という農産物販売所を訪れ、鯵ケ沢町で採れる野菜を見学し、購入した段ボール箱に、次々と、野菜を購入しては、積めていました。東京より安く新鮮な野菜と言いながら、たくさん買い物していました。
 この日は、道の駅あ・る・じゃという産直施設にも立ち寄り、そちらの野菜も購入し、段ボールに積み込み、新青森駅近くの宅配便会社から、送っていました。
 また、途中、鶴田町の「鶴の舞橋」を見学し、この日漸く晴れた岩木山をバックに広大な津軽平野の魅力を堪能しました。
 参加者は、この一ツ森地区を第二の故郷と言ってくれました。また、何回もこの地区を訪れてくれることでしょう。そして、中には住んでみようという方も現れることでしょう。もうお米が美味しいと言われ、秋の新米の注文が何人かから出ました。
 今回のモニターツアーの皆さま大変にありがとうございました。私どもは、いつでも皆様方のお越しをお待ちしております。  

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 この辺の画像は、西目屋村のビーチにしめや・鯵ケ沢町のあじ・彩・感、そして、鶴田町のあるじゃの三店舗の道の駅の産直施設が掲載されています。

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 田舎暮らしモニターツアーの2泊3日の模様を掲載しました。参加者はアンケートでもとても充実した、一ツ森地区の人達と交流ができましたと述べています。鯵ケ沢町の一ツ森地区との心の思い出がたくさんできたそうです。
 どうぞ第二のふるさとと思っていつでも、またお越しください。

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